ジャマイカ
ブルーマウンテンNo.1
クライスデール
ウォッシュド

クライスデール・エリア

jamaica blue mountain no1 clydsedale

コーヒーの王様ブルーマウンテン

jamaica blue mountain no1 clydsedaleカリブ海に浮かぶジャマイカは、「アンティル諸島の女王」と呼ばれる美しい自然の熱帯島です。カリブ海の中で3番目に大きな島で、1494年コロンブスによって発見されました。1962年に独立したジャマイカの国名は、16世紀に絶滅した先住民アラワクの「木と水の地」という意味の「XAYMACA」に由来します。この美しい自然の豊かな国にコーヒーが初めて持ち込まれたのは1728年。当時のニコラス・ロウズ総督により、フランス領マルチニーク島からと言われています。

東西に山脈が走るこのジャマイカ島の東の最高峰が、ブルーマウンテンピークです。その標高2,256mの山並みの標高800~1,200mの地区がブルーマウンテン・エリアです。ジャマイカ政府が指定した特定エリアであるブルーマウンテン・エリアの中で収穫されたコーヒー豆のみが「ブルーマウンテン」と呼ぶことが許されます。

ブルーマウンテンの美味しさの秘密

jamaica blue mountain no1 clydsedaleこのエリアは、熱帯特有の太陽の豊かな日差しに加え、昼は30度、夜は15度ほどしかありません。コーヒーの産地と言えば、赤道直下で常に35℃以上あるような場所を想像する人も少なくないと思います。実際は、最低と最高気温が15℃から25℃の範囲内であることが最も望ましいと言われています。多少の許容範囲はありますが、長期的に日光が当たって30℃を超えると果実が不熟となり、低温すぎると霜の影響を受けて枯れる恐れがあるのです。この許容範囲の中でギリギリの温度差が望ましい訳です。このような過酷な状況で、コーヒーの樹は種子であるコーヒーの豆を守ろうと実が栄養をたくさん蓄えます。栄養をしっかり蓄えたコーヒーの実は、コーヒー豆に栄養をたくさん与えます。昼と夜の寒暖の差が最高品質のコーヒー豆を育てるという訳です。ブルーマウンテン・エリアの寒暖の差が、非常に香りが高く、やわらかな甘味と、繊細で調和の取れた味を作り上げます。そして、そのブルーマウンテンの中の品質規格で最高級ランクのものが『ブルーマウンテンNo.1』です。

品質を保つため世界で唯一樽詰で取引されているのもブルーマウンテンNo.1だけです。

ブルーマウンテンの産地であるジャマイカのブルーマウンテン地区は、2012年のハリケーン「サンディ」により甚大な被害を受けました。翌2013年以後、コーヒーの葉を枯らすサビ病やコーヒーの豆に穴をあける害虫ベリーボーラーが毎年発生し、なかなか産地が復興できず入手困難な状況が続いております。特に品質の良い最高級グレードであるブルーマウンテンNo.1は、殆ど生産することが出来ていないと言ってもいい状況です。

名門クライスデール農園のコーヒーを受け継ぐエリア

jamaica blue mountain no1 clydsedale 1787年、イギリス人のコリン・マクラーティー博士は、旅行でやってきたジャマイカが気に入り永住することにしました。コリン・マクラーティー博士によって創設されたクライスデール農園は、ジャマイカでコーヒーを商業ベースで生産した最も古いコーヒー農園のひとつです。当時、クライスデール農園で生産されるコーヒーの品質がいいことに気づいた農民たちは、クライスデール農園の近隣に農園を作り、コーヒーを栽培し始めました。こうしてクライスデール農園のある地区からコーヒー栽培は広がっていきました。クライスデール農園は、平均標高が1,000mのセントアンドリュー教区にあります。この地域は、ブルーマウンテンコーヒーの生産地であるブルーマウンテン・エリアの中央に位置しているため、ザ・ハート・オブ・ザ・ブルーマウンテン(ブルーマウンテンの中心)と呼ばれています。、そのザ・ハート・オブ・ザ・ブルーマウンテンの中心に位置するのが、クライスデール農園です。
 現在、クライスデール農園は、ジャマイカ政府によって国家遺産として指定され、運営はされていません。しかし、当時の精製工場、乾燥場、水車などは200年以上経った今も現存しています。このクライスデール農園周辺のブルーマウンテンで最も古い栽培エリアは、クライスデール・エリアと呼ばれ現在も変わらず高品質なブルーマウンテンの生産エリアとなっています。このクライスデール・ブランドのコーヒーは、クライスデール・エリアの南斜面で栽培されたブルーマウンテンNo.1です。クライスデール・エリアの生産者は、ブルーマウンテンの伝統品種であるティピカを作り続けており、他の追随を許さない素晴らしいアロマは、今日でも最高品質のブルーマウンテンコーヒーとして世界中のコーヒー愛飲家を魅了しています。

テイスティング ノート

「コーヒーの王様」と称されるブルーマウンテンNo.1は、優雅で芳醇な香り、素晴らしく優しい甘味と柔らかな酸味が特徴のコーヒーです。At the Heart of the Blue Mountains(ブルーマウンテンの中心)と呼ばれ、素晴らしいアロマを持った伝統あるクライスデールのブルーマウンテンです。

甘味 ★★★★★★★
コク ★★★★★★
まろやかさ ★★★★★★★★
香り ★★★★★★★★
酸味  ★★★★ 
苦味 ★★

★印8段階、オススメ焙煎での評価です。

コーヒー豆 データ

エリア ジャマイカ ブルーマウンテン地区
クライスデール・エリア
品種 ティピカ
規格 No.1
プロセス ウォッシュド
標高 1000-1250m
オススメ焙煎 中浅煎り