インドネシア
スマトラ マンデリン
シナール ピーベリー
スマトラ・プロセス

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良質な産地であるトバ湖周辺のマンデリン

indonesia sumatera mandheling sinar東南アジア南部に位置するインドネシアは、5110kmと東西に非常に長く、また世界最多の島々を抱える国です。マンデリンとは、インドネシアのスマトラ島で生産されるアラビカ種のコーヒーです。スマトラ島北部にあるカルデラ湖のトバ湖は、過去200万年の間で地球最大の噴火が起こった跡と言われています。そのトバ湖の南岸のリントン・ニフタ地区の小規模農家たちが、このスマトラ・マンデリン・シナールを作りあげました。火山がもたらした良い豊かな土壌は軽石を多く含み、年間を通して一定の湿度を維持しています。リントン・ニフタは標高1200~1300mの高地にあります。高地にあるため昼夜の寒暖の差が大きく、コーヒーの実は種子であるコーヒーの豆をしかり守ろうと栄養を蓄えます。その結果、コーヒーの豆はコーヒーの実から十分に栄養を得て美味しいコーヒーが出来上がります。

スマトラ・プロセスと徹底した品質管理

indonesia sumatera mandheling sinarインドネシアのスマトラ島とスラウェシ島でしか見られない「スマトラ式」と呼ばれる特殊な乾燥方法で作られたコーヒーは、この地域にしかない独特でユニークな特徴の香味を持つコーヒーに仕上がります。ナチュラル製法の場合は果実のままで、ウォッシュド製法やパルプドナチュラル製法の場合はパーチメントと呼ばれるコーヒーの種皮つきの状態で、コーヒー生豆の水分量が20%以下になるまで乾燥させ、脱穀を行います。しかし、スマトラ式の場合は、果肉を除去後のパーチメントの状態でのコーヒー生豆の水分量が、40~50%程度の状態で脱穀をしてしまいます。そして、脱穀後、更にコーヒー生豆の状態で乾燥をかけ、最終的には水分量が20%以下にまで乾燥させます。世界的に見てもスマトラ式だけが、パーチメントを取り除いたコーヒー生豆の状態で乾燥を行っています。スマトラ式で乾燥させたコーヒー生豆が明らかに濃い緑色なのは、スマトラ式によるところが大きいです。このスマトラ・マンデリン・シナールは通常のマンデリンと異なり、パーチメントの状態で約1日程度の天日乾燥をおこない、品質の劣化を少なくするためにパーチメントの状態のまま生産地域から出荷されます。その後、精製処理施設で脱穀をおこない、コーヒー生豆の状態にし、アフリカンベッドのような底がメッシュ状になった底上げ式のドライテーブルを用いて天日乾燥をおこなっています。比重選別を1回、スクリーニングを2回、最終工程のハンドピックを4回行うことで、徹底的に欠点豆を除去しています。この繊細で丁寧な作業が最高品質のコーヒーを生み出しました。

マンデリン シナールの稀少なピーベリー

このコーヒーは、スマトラ マンデリン シナール スマトラプロセスのコーヒー豆の中から稀少なピーベリーばかりを集めたものです。通常のコーヒーの豆は、1つの実の中に2つの種(コーヒー豆)が形成されますが、時折、片方の豆に栄養が偏り、片方の豆のみが成長してしまうことがあります。その栄養分が偏り、丸く成長した豆がピーベリーです。通常のコーヒー豆の3~5%程度がピーベリーになると言われています。3~5%しか採れない訳ですからピーベリーは稀少なコーヒー豆と言えるでしょう。通常1つの実の栄養を2つの豆で分けるところを、1つの豆が栄養を全て吸収するのでピーベリーは栄養過多になる分、味わい深いと言えます。

テイスティング ノート

 大地や土を感じさせるアーシー(earthy)な香りが特徴のユニークなコーヒーです。大地、土、若草、牧草という香りからは想像できないシルクのような飲み心地も面白い。オススメ焙煎では、程よい苦味と程よい甘味というバランスをとりながら、特徴であるユニークな香りを楽しめるようなコーヒーに仕上げます。

甘味 ★★★★★★
コク ★★★★★
まろやかさ ★★★★★
香り ★★★★★★★★
酸味  ★★★
苦味 ★★★★

★印8段階、オススメ焙煎での評価です。

コーヒー豆 データ

エリア スマトラ島 リントン ニフタ
品種 ティピカ
規格 ピーベリー
プロセス スマトラ・プロセス
標高 1200~1300m
オススメ焙煎 中煎り